AWOL VISION 100インチ ALRスクリーンを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
- まるこ

- 6 日前
- 読了時間: 6分
最近のホームシアターブームで注目されている超短焦点プロジェクター。しかし、「白い壁に投影したら色が薄くてがっかりした」という経験はありませんか?
今回ご紹介するのは、そんな悩みを解決するAWOL VISION 100インチ ALRスクリーンです。特殊な素材で環境光をカットし、明るい部屋でも鮮明な映像を楽しめると評判のこの製品。一方で、ネット上の口コミでは「組み立てが大変」「価格が高い」といった懸念の声も見受けられます。
本当に価格に見合う価値があるのか?今回はその実力を確かめるために、実際に組み立てから視聴まで徹底的に検証しました。

【結論】昼間でも「テレビ代わり」になる圧倒的な映像美。本格ホームシアターを目指すならマストバイ
結論から言うと、このスクリーンは**「超短焦点プロジェクターを持っているすべての人に導入してほしい、映像美を激変させる一台」**でした。
検証して最も驚いたのは、その「黒の表現力」です。照明がついた明るいリビングでも、まるで巨大な有機ELテレビを見ているかのようなコントラストを実現しました。壁への投影とは比較にならないほどの没入感が得られます。
組み立てには確かに手間と力が必要ですが、一度設置してしまえば、自宅が完全に映画館に変わります。
おすすめな人
超短焦点プロジェクターの画質を100%引き出したい人
昼間や照明のある明るい部屋でリビングシアターを楽しみたい人
壁の凹凸による映像の歪みが気になっている人
一度設置したら動かさない、専用のシアタースペースがある人
おすすめできない人
頻繁に模様替えをする人や、引っ越しの予定が近い人
一人ですべての組み立て・設置を行いたい人(二人作業必須です)
六畳間など、スペースにあまり余裕がない人
デメリットが気になる人へのおすすめ商品
本商品は「固定式フレーム」のため、一度組み立てると簡単には移動できません。「部屋のスペースを圧迫したくない」「使わないときは隠したい」という方には、以下の製品が検討候補になります。
使わないときは収納したいなら…
Vividstorm 床置き電動スクリーン
工事不要で床に置くだけで設置完了。スイッチ一つでスクリーンが立ち上がるため、場所を取りません。ただし、平面性は固定式フレームのAWOL VISIONの方が優れています。
AWOL VISION 100インチ ALRスクリーンとは?
AWOL VISIONは、高性能な超短焦点プロジェクターや関連アクセサリーを展開するブランドです。今回検証する「ALRスクリーン」は、超短焦点プロジェクター専用に設計されています。
最大の特徴は、ALR(Ambient Light Rejecting)テクノロジーです。スクリーンの表面にある特殊な微細構造が、天井の照明や窓からの外光をカットし、下からのプロジェクター光だけを反射します。これにより、明るい環境下でも白浮きしない、引き締まった映像を実現します。
【基本スペック】
サイズ: 100インチ(16:9)
タイプ: 固定フレーム式
スクリーン素材: CBSP(Cinematic Black Screen Material)
視野角: 170度
対応: 超短焦点レーザープロジェクター専用
Daylight (デイライト)とCinematic (シネマティック)の比較
特徴 | Daylight (デイライト) | Cinematic (シネマティック) |
主な用途 | 明るいリビング向け | 遮光できるシアタールーム向け |
仕組み | フレネルレンズ技術 | 特殊な微細構造素材 |
強み | 環境光(照明や自然光)を強力にカットするため、日中の明るい部屋でもテレビのようにくっきり見える。 | 黒の沈み込み(コントラスト)が深く、映画館のような深みのある映像美を楽しめる。視野角が広い。 |
ゲイン (明るさ) | 高め (約1.1dB〜) | 低め (約0.6dB) |
視野角 | やや狭い (約90度) | 広い (約170度) |
弱点 | 正面以外(横から)見ると暗く見えやすい。 | 明るい部屋では白っぽくなりやすい。 |
検証してわかったよい点・気になる点
ここからは、実際にAWOL VISION 100インチ ALRスクリーンを使用してわかったメリット・デメリットを詳細に解説します。
操作性・設置:組み立ては「大人二人」が必須。スプリングにコツが必要
口コミにあった「組み立てが大変」という噂は本当でした。 フレームを組み立て、スクリーン生地を張り、裏側から大量のスプリング(バネ)で引っ張って固定するのですが、このスプリングをかける作業にかなり指の力が必要です。
また、100インチというサイズは想像以上に巨大です。フレームを組むための広い床スペース(6畳分程度)を確保しておく必要があります。完成後の壁掛け作業も含め、安全のために必ず大人二人以上で作業することをおすすめします。
画質・機能性:壁投影とは別次元!照明下でもくっきり
苦労して設置した甲斐は十分にありました。画質に関しては文句なしの満点です。
黒の締まりがすごい
白い壁に投影した時と比較すると、雲泥の差でした。壁ではグレーっぽく浮いてしまう黒色が、このスクリーンでは「漆黒」として表現されます。映画の暗いシーンでも階調が潰れず、しっかりとディテールが見えました。
昼間の視認性が高い
カーテンを少し開けた状態や、シーリングライトをつけた状態でも検証しましたが、映像が白飛びすることなく鮮明に見えます。「日中は見にくい」というプロジェクターの弱点を、このスクリーンが見事にカバーしてくれました。
デザイン・質感:ベゼルが細く、インテリアに馴染む
完成したスクリーンは、ベゼル(枠)が非常に細く設計されており、洗練された印象を与えます。 安価なスクリーンに見られるような生地のたわみやシワも一切なく、ピンと張った表面は高級感があります。圧迫感はあるものの、映像を投影していない時でも「巨大なアートフレーム」のような佇まいで、リビングのグレードを上げてくれます。
メンテナンス性:汚れには注意が必要
特殊な微細構造を持つスクリーン表面はデリケートです。指紋や油分がつくと目立ちやすく、強く擦ることもできません。 基本的には「触らない」のが一番ですが、ホコリがついた場合は付属のクロスや柔らかいモップで優しく払う程度のメンテナンスになります。小さいお子様やペットがいるご家庭では、触れられない高さに設置するなどの工夫が必要です。
まとめ
AWOL VISION 100インチ ALRスクリーンは、「プロジェクターの映像を、テレビを超えるクオリティに引き上げる魔法のアイテム」でした。
価格は決して安くはありませんし、組み立てには労力がかかります。しかし、その先にある映像体験は、それらの苦労を補って余りあるものです。特に「リビングで映画を楽しみたいけれど、部屋を真っ暗にするのは難しい」という方にとっては、これ以上ないベストパートナーとなるでしょう。
せっかく良いプロジェクターを持っていても、壁に投影していては宝の持ち腐れです。このスクリーンを導入して、自宅を最高のエンターテインメント空間に変えてみてはいかがでしょうか?



