Jackery ポータブル電源 1500 Newを正直レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
- まるこ

- 2 日前
- 読了時間: 6分
キャンプや車中泊といったアウトドアシーンはもちろん、近年では防災用としても需要が高まっているポータブル電源。その中でも圧倒的な知名度を誇るJackery(ジャクリ)から登場したのが、名機「1500」の後継モデルである「Jackery ポータブル電源 1500 New」です。
リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、長寿命と安全性を謳う本商品。「旧モデルよりコンパクトになった」「充電が速い」といったポジティブな声がある一方で、ネット上では「15kgはやっぱり重い」「ファンの音が気になる」といった懸念の声も見られます。
決して安い買い物ではないからこそ、失敗はしたくないもの。そこで今回は、Jackery ポータブル電源 1500 Newを実際に用意し、使い勝手や機能性を徹底的に検証しました。その実力を包み隠さずお伝えします。
災害の際に使いやすいのか、足りるのか等お伝えします。

【結論】防災用・連泊キャンプ用の決定版。長寿命と持ち運びやすさのバランスが秀逸
検証の結果、Jackery ポータブル電源 1500 Newは、長く安心して使える中〜大容量モデルを探している人に最適という結論に至りました。
最大の魅力は、業界最高クラスの安全性とコンパクトさの両立です。旧モデルと比較して大幅にサイズダウンしており、1500Whクラスとしては非常に扱いやすい形状に進化しています。定格出力1500Wは、ドライヤーや電子レンジなど多くの家電を動かせるため、災害時の備えとしても非常に頼りになります。
一方で、片手で持つには少し重さを感じる点や、アプリ連携などのハイテク機能面では一部の競合に譲る部分もありました。しかし、それを補って余りある「基本性能の高さ」と「5年保証の安心感」があります。
おすすめな人
災害時に備えて、家族全員分のスマホ充電や家電が動かせる容量が欲しい人
一度買ったら10年以上長く使い続けたい人
車中泊やキャンプで電気毛布や調理家電を多用する人
おすすめできない人
徒歩や公共交通機関での移動がメインで、軽さを最優先したい人
2000Wを超えるような超高出力の業務用電動工具を使いたい人
デメリットが気になる人へのおすすめ商品
本商品は非常に優秀ですが、もし以下の点が気になる場合は、こちらの製品も検討してみてください。
重さとサイズが気になるなら Jackery ポータブル電源 1000 New 容量は減りますが、1000Whクラスでさらに軽量・コンパクトです。1〜2泊のキャンプや、スマホ充電メインの防災用ならこちらでも十分活躍します。
より高速な充電やガジェット感を求めるなら
EcoFlow DELTA 2 Max
充電速度のカスタマイズ性や、専用エクストラバッテリーでの拡張性など、機能面でのカスタマイズ性が高いモデルです。
2商品の比較表
比較項目 | Jackery ポータブル電源 1500 New | EcoFlow DELTA 2 Max |
1. 容量 | 1,536Wh | 2,048Wh |
2. 定格出力 | 2,000W (瞬間最大 4,000W) | 2,000W (X-Boost時 2,400W) |
3. サイズ (mm) | 幅330 x 奥行221 x 高さ242 ※非常にコンパクト | 幅497 x 奥行242 x 高さ305 ※横幅が約1.5倍大きい |
4. 重量 | 約14.5kg | 約23.0kg |
5. 電池の種類・寿命 | リン酸鉄リチウム (LiFePO4) 6,000回 (初期容量の70%以上) | リン酸鉄リチウム (LiFePO4) 3,000回 (初期容量の80%以上) |
6. 充電時間 (AC) | 最速 約1.5時間 (緊急時60分) | 最速 約1.7時間 (80%まで43分) |
7. ソーラー入力 | 最大 400W (1系統) | 最大 1,000W (500W x 2系統) |
8. 出力ポート数 | 計6口 (ACx3, USB-Cx2, USB-Ax1) ※シガーソケット非搭載モデルあり | 計15口 (ACx6, USB-Cx2, USB-Ax4, DC等) |
9. 容量拡張 | 不可 (単体運用のみ) | 対応 (専用バッテリーで最大6,144Wh) |
10. その他機能 | UPS機能 (切替 10ms) アプリ対応、緊急充電モード | EPS機能 (切替 20ms) アプリ対応、X-Boost機能 |
Jackery ポータブル電源 1500 Newとは?
Jackery(ジャクリ)は、世界的に有名なポータブル電源のパイオニアブランドです。「1500 New」は、同社のベストセラーモデル「1500」を、最新の技術でフルモデルチェンジした製品です。
主なスペック
容量:1536Wh
定格出力:1500W(瞬間最大3000W)
重量:約15.0kg
電池の種類:リン酸鉄リチウムイオン電池
サイクル寿命:4000回以上
AC充電時間:最速約2時間(緊急充電モード時)
ポート数:AC×3、USB-A×1、USB-C×2、シガーソケット×1
最大の特徴は、電池寿命です。従来のリチウムイオン電池から「リン酸鉄リチウムイオン電池」に変更されたことで、充放電サイクル数が約4000回へと飛躍的に向上しました。これは毎日使っても10年以上持つ計算になり、コストパフォーマンスの面でも非常に優秀です。
検証してわかったよい点・気になる点
ここからは、実際に使用してわかった「よい点」と「気になった点」を詳しく解説します。
操作性・使い心地:ハンドル形状が優秀だが、重量はずっしり
まず持ち運びやすさについてです。本体重量は約15kg。決して「軽い」とは言えませんが、検証スタッフが持ち上げたところ、ハンドルの形状が手に馴染みやすく、重心バランスが良いおかげで数値ほどの重さは感じませんでした。ただし、女性や高齢の方が長い距離を持ち運ぶのは少し大変かもしれません。車への積み下ろし程度なら問題ない範囲です。
また、ハンドルの内側にラバー加工が施されており、手が痛くなりにくい工夫がされている点は高評価でした。収納時にハンドルを折りたためるため、天面がフラットになり、荷物を重ねて積載できるのも車中泊ユーザーには嬉しいポイントです。
機能性:家電が動くパワーと、進化した充電速度
定格出力1500Wの実力を検証するため、消費電力1200Wのドライヤーと電気ケトルを使用しました。結果はどちらも問題なく動作。キャンプ場や停電時でも、普段通りの生活に近い環境を作れるパワーがあります。
特筆すべきは充電速度です。アプリで「緊急充電モード」に設定すると、約2時間でフル充電が完了しました。キャンプ当日の朝に「充電し忘れた!」と気づいても、準備をしている間に実用レベルまで回復できるのは大きなメリットです。
また、UPS(無停電電源装置)機能も搭載しており、コンセントと家電の間に接続しておけば、停電時に20ms以内でバッテリー給電に切り替わります。デスクトップPCや水槽のエアポンプなど、止めたくない機器のバックアップとしても優秀です。
デザイン・質感:所有欲を満たす洗練された外観
デザインはJackeryらしいブラックとオレンジの配色ですが、旧モデルのような丸みを帯びた形状から、スクエアで洗練されたフォルムに変更されました。マットな質感で汚れや指紋が目立ちにくく、アウトドアギアとしてのタフさを感じさせます。
ディスプレイの視認性も良好です。入出力のワット数や残り使用可能時間が大きく表示され、直感的に状況を把握できました。
気になる点:ファンの音とポートカバーの仕様
使用中に気になったのは、高出力時や急速充電時のファンの音です。「ブォー」という風切り音がそれなりにします。静かなキャンプ場の夜や、寝室での充電時には少し気になるかもしれません。アプリで「静音充電モード」を選べば音は抑えられますが、その分充電時間は長くなります。
また、ACポートやシガーソケットには防塵カバーが付いていますが、USBポートにはカバーがありません。アウトドアでの使用を考えると、砂埃の侵入を防ぐために全ポートにカバーが欲しかったというのが正直な感想です。
まとめ
Jackery ポータブル電源 1500 Newは、安全性・寿命・パワーのバランスが極めて高いレベルでまとまっている一台です。
15kgという重さはありますが、それを補うだけの安心感と性能があります。「もしもの時」に確実に動いてくれる信頼性を重視するなら、間違いなく買いの製品です。特に、防災対策としてポータブル電源を初めて購入するファミリー層や、週末のキャンプを快適に過ごしたい方には、自信を持っておすすめできます。
初期投資は必要ですが、10年以上使える寿命の長さを考えれば、長期的なコストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。




