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3Dプリンター最高傑作⁉︎Bambu Lab P2S Comboを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?

  • 執筆者の写真: まるこ
    まるこ
  • 19 時間前
  • 読了時間: 7分
3Dプリンター


家庭用3Dプリンターの常識を覆した「Bambu Lab」から、ついに待望の新作「Bambu Lab P2S Combo(AMS2 Proセット)」が登場しました。

前作P1Sは「コスパ最強」の名機でしたが、液晶画面の操作性やカメラ画質など、細かい部分で不満の声があったのも事実。今回のP2Sは、それらの弱点をすべて克服し、さらに進化したマルチカラーシステム「AMS 2 Pro」を引っ提げての登場です。

ネット上の噂では「タッチパネルがついに搭載された」「AMSのフィラメント交換が爆速になった」と絶賛される一方で、「ファンの音は相変わらずうるさい?」「サイズが変わっていない」といった懸念の声も。

本当に買い替える価値はあるのか?今回は自腹で購入し、その実力を徹底検証しました。


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【結論】「弱点消滅。これから3Dプリンターを始めるなら、これ一択でOK」

結論から言うと、Bambu Lab P2S Comboは「P1Sの不満点をすべて潰し、使い勝手を極限まで高めた完成形」です。

造形スピードと精度は前作からすでに完成されていましたが、P2Sでは「5インチタッチパネル」と「クイック交換ノズル」の採用により、日常の使い勝手が劇的に向上しました。特に、付属の「AMS 2 Pro」はフィラメントの切り替えロスが減り、多色造形の時間が短縮されたのが大きなメリット。

「とりあえずこれを買っておけば間違いない」と言える、2026年の新定番モデルです。


おすすめな人

  • 初めて3Dプリンターを買う人(調整不要でいきなり綺麗に出力できる)

  • P1P / P1Sユーザーで、画面操作やノズル交換に不満がある人

  • フィギュアや多色パーツを頻繁に作りたい人(AMS 2 Proの恩恵が大きい)


おすすめできない人

  • すでにX1 Carbonなどのハイエンド機を持っている人(造形品質自体に劇的な差はない)

  • 完全な静音性を求める人(高速駆動のファンの音は健在)

  • 30cm以上の大型造形物を一体で作りたい人(ビルドサイズは256mm角のまま)


デメリットが気になる人へのおすすめ商品

もし「サイズ」や「静音性」がネックになる場合は、以下の製品も検討してみてください。

  • もっと大きなものを印刷したいなら…

    • Creality K2 Plus Combo: でっかいのも余裕で制作できます。

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  • もっと安く多色印刷を始めたいなら…

    • Bambu Lab A1 Combo: ベッドスリンガー型ですが、静音性に優れ、半額近い価格で入手可能です。

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3商品の比較表

項目

Bambu Lab P2S Combo

Creality K2 Plus Combo

Bambu Lab A1 Combo

1. 価格(目安)

約 148,000円

約 200,000円〜 (推定)

約 89,800円

2. 駆動方式 / 構造

CoreXY / 密閉型

(高速・安定)

CoreXY / 密閉型

(高速・大型・堅牢)

ベッドスリンガー / 開放型

(静音・省スペース)

3. 造形サイズ

256 × 256 × 256 mm

(P1Sから完全対応化)

350 × 350 × 350 mm

(クラス最大級)

256 × 256 × 256 mm

4. マルチカラー

AMS 2 Pro (密閉/乾燥機能付)

4色 (最大16色)

CFS (密閉/温度管理)


4色 (最大16色)

AMS lite (開放型)


4色 (簡易的)

5. 庫内温度制御

受動的保温 (密閉のみ)

※ABS/ASA等は余熱で対応

アクティブチェンバーヒーター

最大60℃まで加熱・維持

なし (開放型)

※PLA/PETG/TPU推奨

6. ノズル / 交換

硬化鋼 (Hardened)

クイック交換 (ツールレス)

350℃対応高温ノズル

一体型ユニコーンノズル

ステンレス (標準)

クイック交換 (ツールレス)

7. 操作画面

5インチ タッチパネル

(P1Sのボタン式から進化)

4.3インチ タッチパネル

3.5インチ タッチパネル

8. カメラ / AI

1080p 30fps

(P1Sのコマ送りから改善)

デュアルAIカメラ

(監視 + 流量調整)

低フレームレートカメラ

(簡易監視用)

9. 推奨素材

PLA, PETG, ABS, ASA,

PA-CF, PET-CFなど

上記 + 産業用エンプラ

(PC, Nylon等の大型造形に有利)

PLA, PETG, TPU

(ABS等は非推奨)

10. 最大の特徴

「弱点なしのニュースタンダード」

P1Sの不満点を全解消

「大型 × アクティブヒーター」

反りやすい素材の大型出力に最強

「コスパ最強の静音機」

PLAメインならこれで十分

各モデルの選び方アドバイス

  • Bambu Lab P2S Combo がおすすめな方

    • 「P1Sの完成形が欲しい」という方。

    • P1Sで不満点だった「画質の粗いカメラ」「使いにくいボタン操作」「ノズル交換の手間」がすべて解消されています。CoreXYの高速・高品質な印刷を、最もストレスなく行える現在の最適解です。AMS 2 Proによるフィラメント管理も優秀です。


  • Creality K2 Plus Combo がおすすめな方

    • 「とにかく大きなものを印刷したい」方(ヘルメットや大型パーツなど)。

    • 「ABSやASAを絶対に反らせたくない」方。350mm角の広さと60℃アクティブヒーター(庫内暖房)の組み合わせは強力で、冬場でもエンジニアリングプラスチックを安定して出力できる唯一無二の強みがあります。


  • Bambu Lab A1 Combo がおすすめな方

    • 「予算を抑えてマルチカラーを楽しみたい」方。

    • 主にPLAやPETG(フィギュアや小物)しか印刷しない場合、出力品質はP2Sと遜色ありません。ベッドスリンガー型なので設置スペース(前後の動き)は必要ですが、駆動音は驚くほど静かで、初めての1台として最高です。


Bambu Lab P2S Comboとは?

Bambu Lab(バンブラボ)は、元DJIのエンジニアたちが設立したメーカー。2025年冬に発売された「P2S」は、大ヒットモデルP1Sの正統後継機にあたります。

主な進化点は、ユーザーインターフェースの刷新とメンテナンス性の向上。筐体サイズはそのままに、内部センサーとプロセッサが強化されています。

項目

Bambu Lab P2S

前作 (P1S)

価格

約129,800円 (Combo)

約99,800円 (Combo)

画面

5インチ タッチパネル

2.7インチ モノクロ液晶

ノズル

クイックスワップ式

ネジ固定式 (交換が手間)

カメラ

1080p 30fps (AI検知強化)

720p 0.5fps (カクカク)

AMS

AMS 2 Pro (乾燥機能・高速化)

AMS (初代)

最大速度

500mm/s

500mm/s


検証してわかったよい点・気になる点

1. 操作性・使い心地:タッチパネル搭載でストレスゼロに

実際に使って一番感動したのは、やはりタッチパネルです。 前作P1Sは、小さな十字キーでポチポチとメニューを潜る必要がありましたが、P2Sはスマートフォンのように直感的に操作できます。フィラメントのロード/アンロードや、テストプリントの選択もワンタップ。これだけで「買い替えてよかった」と思えるレベルです。

また、ノズル交換がマグネット&ワンクリップの「クイックスワップ方式」(A1シリーズと同様の機構)に変更されました。詰まった時や径を変えたい時、以前はネジを外して配線を抜いて…と大変でしたが、P2Sなら30秒で完了します。これはメンテナンス革命です。


2. 機能性:AMS 2 Proが「賢く」なった

セットの「AMS 2 Pro」も進化しています。

  • フィラメント切り替えの高速化: 内部の送り出し機構が改良され、多色プリント時の「待ち時間」が体感で2割ほど減りました。

  • 簡易乾燥機能: 密閉性が向上し、乾燥剤ポケットも大型化。さらに本体からの熱循環を利用したパッシブドライ機能が追加され、吸湿による出力失敗が激減しています。

  • AIカメラ: P1Sではオマケ程度だったカメラが、X1C並みの高画質・高フレームレートになりました。出先からスマホで様子を見てもヌルヌル動きますし、スパゲッティ(印刷失敗)検知の精度も上がっています。


3. 造形クオリティ:文句なしの美しさ

「Benchy(船の模型)」を高速モードで印刷しましたが、約14分で完了。表面は滑らかで、冷却不足によるダレも見当たりません。 Input Shaper(振動抑制)のキャリブレーションが自動化されており、机の揺れに合わせて最適な制御をしてくれるため、ゴースト(波紋のような模様)も皆無でした。P1Sと比べて画質が劇的に上がったわけではありませんが、「失敗しにくさ」は確実に向上しています。


4. 気になる点:音とサイズ

弱点も正直に書きます。

  • 動作音: 高速ファンとモーターの駆動音は、依然として大きめです。「静音モード」にすればマシになりますが、寝室に置くのは厳しいでしょう。リビングや作業部屋なら許容範囲です。

  • ビルドボリューム: 256×256×256mmというサイズは据え置き。「もう少し大きければヘルメットが印刷できるのに…」というユーザーには物足りないかもしれません。

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まとめ

「P1Sで不満だった『使いにくさ』が全て解消された、優等生プリンター」

Bambu Lab P2S Comboは、造形性能こそ前作から大きなジャンプアップはないものの、「日々の使い勝手」に関わる部分(画面、ノズル交換、カメラ、AMS)が完璧にアップデートされています。

これから3Dプリンターを始める初心者の方には、設定に悩まされずに「モノ作り」に集中できる最高の相棒になるでしょう。また、P1Sを使っていて「画面が使いにくい」「ノズル交換が面倒」と感じていた方にとっても、間違いなく投資する価値のある一台です。

価格は約13万円と決して安くはありませんが、その安定感と時短効果を考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。


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