DJI Osmo Pocket 3のおすすめポイントと弱点!本音で辛口レビューしつつ選び方も紹介!
- まるこ

- 2025年12月24日
- 読了時間: 7分
更新日:2 日前
世の中のガジェットYouTuberたちがこぞって「神カメラ」「Vlogの正解」と持ち上げているDJI Osmo Pocket 3。
正直、あの手の絶賛レビューばかり見ていると「本当かよ?」と疑いたくなりませんか。私もその一人です。確かにスペックは魅力的ですが、決して安い買い物ではありません。買ってから「スマホで十分だった」なんて後悔はしたくないですよね。
結論から言うと、このカメラは「ハマる人には最強だが、用途を間違えると高い文鎮になる」というかなり尖ったガジェットです。
この記事では、良い点はもちろん認めつつ、メーカーや提灯記事があまり触れたがらない「実際の使い勝手の悪さ」や「構造上の弱点」についても、忖度なしでズバッと切り込んでいきます。
DJI Osmo Pocket 3とは?スマホやGoProとの違いをわかりやすく解説
まずは基本の整理から。Osmo Pocket 3は「ジンバル」という手ブレ補正機構が一体化した小型カメラです。
よくGoProなどのアクションカムと混同されがちですが、全くの別物です。GoProは「電子的に」ブレを直すのに対し、Osmo Pocket 3は「物理的に」カメラを動かして水平を保ちます。
ここが初心者が一番誤解しやすいポイントです。
スマホの手ブレ補正も優秀になりましたが、夜間や暗所では映像が滲んだりノイズが乗ったりします。一方、Osmo Pocket 3は1インチセンサーという高級コンデジ並みの心臓部を積んでいるため、暗所でもクリアで、背景が自然にボケる「一眼レフっぽい映像」が撮れます。
ただし、「アクションカムではない」という点は強調しておきます。衝撃や水には滅法弱いです。ここを理解せずに買うと痛い目を見ます。
目次
DJI Osmo Pocket 3はどんなシーンに向いている?相性の良い場面
このカメラが輝くのは、間違いなく「歩き撮り」と「日常の記録」です。
街歩き、旅行のVlog、子供やペットと同じ目線で追いかける撮影。これらにおいては、スマホを取り出すよりも素早く、圧倒的に高品質な映像が撮れます。起動スピードの速さは特筆すべきで、撮りたい瞬間に画面を回転させるだけですぐ録画できるのは、Vロガーにとっては救世主のような機能です。
一方で、激しいスポーツや水辺での撮影には全く向きません。
「防水ケースに入れればいい」という意見もありますが、いちいちケースに入れる手間が発生する時点で、このカメラの最大の武器である「機動力」が死にます。海やプール、雨の中での撮影をメインに考えているなら、悪いことは言いません。GoProかDJI Action 4を買ってください。
DJI Osmo Pocket 3のメリット
辛口レビュワーの私ですが、認めざるを得ないメリットはしっかり評価します。
最大の強みはやはり「1インチセンサー」の搭載です。前作のPocket 2はおもちゃ感のある画質でしたが、Pocket 3は完全に別次元。夜の街を歩いてもノイズが少なく、シネマティックな雰囲気が簡単に出せます。スマホでこの画質を出そうとすると、最新のハイエンドモデルが必要です。
また、2インチの回転式スクリーンも優秀です。 これまでの小さな画面では「ピントが合っているか」すら怪しかったですが、今回はしっかり確認できます。縦動画と横動画を画面の回転だけで切り替えられるギミックも、TikTokやショート動画全盛の今、理にかなっています。
そしてマイク性能。内蔵マイクだけでここまできれいに声が拾えるのは驚きです。風ノイズ低減も実用レベルで機能します。
DJI Osmo Pocket 3のデメリット
さて、ここからが本題です。良いことばかりではありません。
まず、価格が高すぎます。 単体で約7万5千円、コンボセットだと約10万円。Vlogカメラとして優秀とはいえ、通話もネットもできない単機能カメラにこの金額を出せるか?ここは冷静になるべきです。
次に、バッテリーの持ちと発熱問題。 4K高画質で長回しをしていると、本体がかなり熱くなります。夏場の屋外撮影では熱停止のリスクが常に付きまといます。また、バッテリーは交換不可の内蔵式です。モバイルバッテリーで給電撮影はできますが、ケーブルが邪魔でジンバルの動きを制限してしまい、本末転倒な使い勝手になりがちです。
そして、可動部の脆弱さ。 ジンバル部分は精密機械です。カバンの中に無造作に放り込むことはできません。常に専用ケースに入れる必要があります。この「撮り終わったらケースにしまう」というワンアクションが、地味にストレスになります。
DJI Osmo Pocket 3はこんな人におすすめ
はっきり言います。
「画質にはこだわりたいが、一眼レフのような重い機材は持ち歩きたくない」というワガママな人には、これ以上ない選択肢です。 特に、夜景を含めた旅行の記録をきれいに残したい人や、自撮りを多用するVロガーには最適解でしょう。
逆に、「スマホの画質で特に不満はない」という人には不要です。 最近のiPhoneの手ブレ補正は優秀なので、日中の撮影ならスマホで十分です。わざわざ高いお金を出して、荷物を一つ増やす必要はありません。
また、扱いが雑な人にも勧めません。落としたら一発で壊れると思ってください。
失敗しないDJI Osmo Pocket 3の選び方
購入を決めたとしても、選び方で失敗する人が多いです。ポイントを絞ります。
スペックよりも「付属品」で選ぶ: 本体の性能はどれも同じですが、売り方は「単体」と「クリエイターコンボ」の2種類です。 ここでケチって単体を買うと、後で広角レンズや外部マイク、ミニ三脚を買い足す羽目になり、結果的に高くつきます。予算が許すなら、最初からコンボを買うのが正解です。特に付属のワイヤレスマイク(DJI Mic 2)の性能が異常に良いので、これだけで元が取れるレベルです。
SDカードはケチるな: 高ビットレートで撮影するため、安物のmicroSDカードでは書き込みエラーが起きます。「V30」以上の規格に対応した、信頼できるメーカーのカードを選んでください。ここで数百円をケチると、大事な思い出のデータが飛びます。
高価格モデルは何が違う?安いモデルとの性能差
「旧モデルのPocket 2なら安く買えるけど、どうなの?」という疑問にお答えします。
正直、今からPocket 2を買うのは安物買いの銭失いです。 センサーサイズが全く違うため、画質の差は歴然です。特に暗所性能は、Pocket 3が「映画」なら、Pocket 2は「ホームビデオ」くらいの差があります。
また、Pocket 2はオートフォーカスが迷うことが多く、撮影後に確認したらピントが合っていなかったという悲劇が多発しました。Pocket 3ではその点が大幅に改善されています。
性能差は価格差以上にあると言っていいでしょう。予算がないなら、無理して型落ちを買うより、今は我慢して貯金するか、高性能なスマホに投資する方が幸せになれます。
DJI Osmo Pocket 3を正しく使うコツ・お手入れ方法
このカメラを長持ちさせるための現実的なアドバイスです。
ジンバルを無理に手で動かさない: 電源が入っていない状態で、カメラの首を無理やり手で回して遊ばないでください。モーターに負荷がかかり、寿命を縮めます。
キャリブレーションをサボらない: 「なんか水平が取れてないな」と思ったら、すぐに設定からキャリブレーション(校正)を行ってください。これをサボると、常に斜めった気持ち悪い映像ができあがります。
レンズプロテクターは諸刃の剣: レンズ保護のためにガラスフィルムを貼る人がいますが、厚みのあるフィルムを貼ると、収納時に引っかかったり、マグネット式のフィルターが付かなくなったりします。貼るなら極薄のものを選ぶか、そもそも貼らずに丁寧に扱う意識を持つ方が重要です。
まとめ
DJI Osmo Pocket 3は、確かに素晴らしいカメラです。1インチセンサーが生み出す映像美と、強力な手ブレ補正は、一度体験するとスマホには戻れない魅力があります。
しかし、7万円超えという価格、バッテリー交換不可、水や衝撃への弱さという明確なデメリットも存在します。
買うべき人: 夜間撮影が多い、一眼レフは重いけどスマホ画質では満足できない、自撮りVlogを極めたい人。
やめた方がいい人: アウトドアでラフに使いたい、編集環境(PCスペックなど)が整っていない、スマホで十分だと思っている人。
「流行っているから」という理由だけで買うと、数回使って引き出しの奥に眠ることになります。自分の撮影スタイルと照らし合わせ、本当にこの「繊細な相棒」が必要かどうか、よく考えてからポチってください。
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