PLAUD NOTE AIボイスレコーダーを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
- まるこ

- 1月26日
- 読了時間: 7分
会議の議事録作成や、通話内容のメモ取りに追われる日々とはもうお別れかもしれません。
今回検証するのは、ChatGPTと連携して録音・文字起こし・要約までを一括で行える次世代ボイスレコーダー、「PLAUD NOTE(プラウドノート)」です。
わずか0.29cmというクレジットカードサイズの薄さながら、スマホに貼り付けるだけで通話録音が可能というハイスペックぶりが話題ですが、ネット上では「サブスク料金がかかるのがネック」「本体だけで再生できないのが不便」といった気になる口コミも。
本当に仕事の効率を劇的に変えてくれるガジェットなのか?その実力を確かめるために、実際に使用して検証しました。
【結論】「議事録」という業務を消滅させる、現代ビジネスパーソン必須の時短ツール
結論から言うと、「記録作業に時間を奪われているすべての人にとって、投資価値のある最強のパートナー」です。
最大の魅力は、スマホの背面にMagSafeで貼るだけという圧倒的な手軽さと、OpenAIの技術(ChatGPT-4oなど)を活用した要約精度の高さ。単に文字を起こすだけでなく、「マインドマップ」や「会議議事録」形式に自動で整えてくれるため、録音終了後わずか数分で共有可能なドキュメントが完成します。
本体のみで音声再生ができない点や、AI機能のフル活用にはサブスクリプションが必要な点はありますが、それによって削減できる膨大な時間を考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
おすすめな人
毎日複数の会議があり、議事録作成に追われている人
iPhoneを使用していて、通話録音を簡単に行いたい人
商談やインタビューの内容を、漏らさず記録・整理したい人
お客様との電話商談で言った言わないで揉めたくない人
おすすめできない人
月額コスト(サブスク)を絶対に払いたくない人
スマホアプリを使わず、レコーダー単体で完結させたい人
音楽の生演奏など、極めて高音質な録音を求めている人
デメリットが気になる人へのおすすめ商品
PLAUD NOTEは「スマホ連携&AI要約」に特化していますが、以下の点が気になる場合はこちらの製品も検討してみてください。
「本体だけですぐに音声を確認したい」「サブスクなしで使いたい」なら…
ソニー(SONY)ICレコーダー ICD-UX570F
昔ながらの操作感で、本体にスピーカーと画面があり、その場で再生・確認が可能です。ランニングコストもかかりません。
「画面を見ながらリアルタイムで翻訳・文字起こししたい」なら…
iFLYTEK(アイフライテック)VOITER
本体にディスプレイがあり、ネット環境不要で精度の高い文字起こしが可能です(機種による)。
商品比較表
比較項目 | PLAUD NOTE AI | SONY ICD-UX570F | iFLYTEK VOITER (SR502J) |
1. 概要・タイプ | スマホ貼り付け型 (カードサイズ) | スティック型 (伝統的なICレコーダー) | スマホライク型 (タッチパネル搭載) |
2. AI文字起こし | ◯ 対応(アプリ連携) 録音後にスマホアプリで変換・要約 | × 非搭載 PCへ転送し、別途外部ツール等を使用 | ◯ 対応(リアルタイム) 本体画面にリアルタイムで文字表示 |
3. 本体価格(目安) | 約27,500円 | 約17,000円 | 約40,000〜55,000円 |
4. ランニングコスト | 基本無料(月300分まで) ※ヘビーユーザーは年額プラン推奨 | なし | なし |
5. 通話録音 | ◎ 得意(振動伝導) iPhone/Androidの通話を物理的に録音可 | △ 苦手 別途マイクやケーブルが必要 | △ 苦手 スマホの通話録音には不向き |
6. マイク・音質 | 実用レベル 人の声に特化。環境音には弱め | ◎ 非常に優秀 Sマイク・ノイズ除去など音楽用にも使える | ◯ 優秀 雑音除去機能あり。集音能力は高い |
7. 保存容量 | 64GB (内蔵のみ) | 4GB + microSD対応 (拡張性が高い) | 16GB / 32GB (モデルによる、SD非対応が多い) |
8. バッテリー | 約30時間 (連続録音) | 約22時間 (急速充電対応:3分で1時間) | 画面使用による (文字起こし併用だと減りが早い) |
9. サイズ・携帯性 | ◎ 極薄・軽量 厚さ2.9mm、財布にも入る | ◯ コンパクト 胸ポケットに入るサイズ | △ やや大きめ 小型スマホ程度のサイズ感 |
10. おすすめユーザー | スマホ通話や突発的な会議を 手軽に録音・要約したい人 | 高音質で録音したいが、 AI機能はPCでやる(不要)人 | リアルタイムで文字を見たい、 専用機で完結させたい人 |
PLAUD NOTEボイスレコーダーとは?
Nicebuild LLCが開発した、世界初のChatGPT連携AIボイスレコーダーです。クラウドファンディングで記録的な支援を集め、一般販売が開始されました。
サイズ: 85.6 × 54.1 × 2.99 mm(クレジットカードとほぼ同サイズ)
重量: 約30g
ストレージ: 64GB(最大480時間の録音が可能)
バッテリー: 連続録音最大30時間、スタンバイ最大60日
接続: Bluetooth / Wi-Fi
録音モード:
空気伝導モード: 通常の会話や会議用
振動伝導モード: スマホの通話録音用(内部センサーで振動をキャッチ)
検証してわかったよい点・気になる点

1. 操作性・使い心地:これ以上ないほどシンプル
実際に手にして驚くのはその薄さです。カードケースや財布にすっぽり収まるため、常に携帯していても全く邪魔になりません。
持ち運び
MagSafe対応の専用ケースが付属しており、iPhoneの背面にピタッと吸着します。これが非常に便利で、「レコーダーを忘れた」という事態がなくなりました。
操作
ボタンは「録音スイッチ」と「モード切り替え」の2つだけ。スライドするだけで録音が始まり、赤い触覚フィードバック(振動)で開始を知らせてくれるため、ポケットの中での操作も可能です。
2. 機能性(文字起こし・要約):精度は驚異的
ここが本製品のハイライトです。
文字起こし精度
専門用語が飛び交う会議でも、文脈を理解して適切に変換してくれました。「えー」「あー」といったフィラー(言い淀み)を自動でカットしてくれるため、読みやすいテキストになります。
要約機能
アプリ上で「会議」「通話」「クラス(講義)」「インタビュー」などのテンプレートを選ぶと、ChatGPTが要約を作成します。検証では、1時間の会議が「決定事項」「ToDoリスト」「議論のポイント」に美しく整理され、そのままチャットツールで上司に報告できるレベルでした。
通話録音
従来のレコーダーでは難しかったスマホの通話録音も、振動伝導センサーにより相手の声までクリアに拾えます。けっこう私はこの通話録音機能がメインだと考えています。但し、イヤホン等を使用している電話は音声を拾わないため、注意が必要です。
3. デザイン・質感:所有欲を満たすプレミアム感
アルミニウム合金製のボディは高級感があり、ビジネスシーンで机の上に置いても違和感がありません。ガジェット特有の「安っぽさ」は皆無です。専用のMagSafeケースも合成皮革で手触りが良く、デザインへのこだわりを感じます。
4. メンテナンス性・コスト:ここが判断の分かれ目
ハードウェアとしてのメンテナンスは充電(専用マグネットケーブル)のみで楽ですが、ソフトウェア面でのコスト理解が必要です。
データ転送
Wi-FiまたはBluetoothでスマホアプリに転送します。Wi-Fi転送は高速ですが、長い会議データだと数分かかることもありました。
サブスクリプション
毎月300分(GPT-4o使用)までは無料枠がありますが、それ以上使う場合や、より高度な機能を使うには有料プラン(PLAUD AIメンバーシップ)への加入が推奨されます。ヘビーユーザーにとってはランニングコストが発生しますが、秘書を雇うコストと比較すれば破格と言えます。
まとめ
PLAUD NOTEは、単なる録音機ではなく、「時間を生み出すツール」です。
会議の後、録音を聞き返して議事録を書くのに1時間かけていた作業が、このカード1枚で5分に短縮されます。
導入コスト(本体代)
ランニングコスト(サブスク代)
この2つがかかりますが、それによって浮いた時間を「本来やるべきクリエイティブな業務」に充てられると考えれば、ビジネスパーソンにとってこれほど心強い相棒はいません。特にiPhoneユーザーで、電話や会議の記録を効率化したい方にとっては、現時点でベストバイの選択肢と言えるでしょう。




