おしゃれデスクにこの一本!Novium Hoverpen Interstellarを徹底レビュー!このボールペン使ってわかったよい点・気になった点は?
- 40 分前
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まるでSF映画のアイテムのように、地球の重力に抗ってデスク上で宙に浮くペン「Novium Hoverpen Interstellar(ホバーペン インターステラー)」。
クラウドファンディングで大きな話題を呼び、その近未来的なデザインと重力を無視した佇まいは、多くのガジェット好きやインテリアにこだわる層を魅了しています。しかし、ネット上の口コミを見ると「あくまで観賞用ではないか?」「ペンとしての書き心地はどうなのか?」「価格に見合う価値はあるのか?」といった疑問や懸念の声も聞かれます。
本当に実用性と美しさを兼ね備えているのでしょうか?今回はその実力を確かめるために、実機を取り寄せて徹底的に検証しました。

【結論】男心をくすぐる究極のデスクインテリア。書くこと以上に「眺める・回す」に特化した一本
結論から言うと、このペンは「実用的な筆記具」というよりも、「最高にクールなキネティック・アート(動く芸術品)」です。
実際にデスクに置いてみると、その存在感は圧倒的です。斜めに傾いたままピタリと空中に静止する様子は何度見ても不思議で、仕事の合間にペンを指で弾いて回転させると、無重力のような滑らかな動きで心が落ち着きます。所有欲を満たす満足度は星5つと言ってよいでしょう。
一方で、筆記具としての実用性は評価が分かれるところです。金属の塊のような重厚感があるため、長時間の筆記には向きません。しかし、「ここぞという時のサイン」や「アイデア出しのメモ」など、短時間の使用であれば、その重みが逆に心地よい高級感を演出してくれます。
おすすめな人
デスク環境(デスクセットアップ)にこだわりがある人
人とは違う、インパクトのある小物が欲しい人
仕事中に手遊び(フィジェット)をして集中力を高めたい人
ガジェット好きな方への特別なプレゼントを探している人
おすすめできない人
勉強や事務作業で長時間ペンを使い続ける人
軽くて取り回しの良いボールペンを求めている人
コストパフォーマンス(安さ)を最優先する人
デメリットが気になる人へのおすすめ商品
もし、Hoverpenのデザインは好きだけれど、「もっと実用的にガシガシ書きたい」「もう少し価格を抑えたい」と感じる場合は、以下の商品も検討してみてください。
書き心地と実用性を最優先するなら…
三菱鉛筆 ジェットストリーム プライム 回転繰り出し式 宙には浮きませんが、金属製ボディの適度な重みと、世界最高峰の滑らかな書き心地を持つ「ジェットストリーム芯」の組み合わせは、実用ペンの頂点の一つです。

高級感とブランド力を重視するなら…
パーカー(Parker) ジョッター XL 伝統的なブランドでありながら、洗練されたデザインと手頃な価格帯が魅力。日常使いしやすいサイズ感と重量バランスが取れています。

3商品比較表
比較項目 | Novium Hoverpen 2.0 Interstellar | Jetstream Prime 回転繰り出し式シングル | Parker Jotter XL |
1. キャッチコピー | 「無重力の芸術」 | 「クセになる、なめらかな書き味」の最高峰 | 「伝統を現代のサイズへ」 |
2. 価格帯 (税込) | 約16,000円〜 (高級デスクオブジェ価格) | 約3,850円〜5,000円 (国産高級実用ペン価格) | 約3,500円〜5,000円 (世界標準スタンダード価格) |
3. ペン先機構 | キャップ式(マグネット) 書くまでの所作も含めて楽しむ設計。 | 回転繰り出し式(ツイスト) 適度な重みのある、ヌルッとした極上の操作感。 | ノック式 世界的に有名な、小気味よい「カチッ」という硬質な音。 |
4. リフィル規格 | D1規格 (4C互換) 金属製の細い芯。インク容量は少ない。 | パーカータイプ (G2規格) ★国際標準規格(SXR-600)を採用。 | パーカータイプ (G2規格) 世界で最も普及している大容量リフィル。 |
5. 標準インク | Schmidt社製 (油性) 書き味は良いが、国産低粘度には劣る。 | ジェットストリーム 説明不要の滑らかさと速乾性。 | QuinkFlow (低粘度油性) 昔より進化しており、滑らかでカスレにくい。 |
6. 重量 (本体) | 約20g (台座含まず) 見た目のボリュームに反して軽量。 | 約30g 最も重い。真鍮製のズッシリとした塊感がある。 | 約20g 軽量だが、通常版(15g)よりは安定感がある。 |
7. 素材・質感 | 航空機グレード アルミニウム ひんやりとして、マットでさらりとした触感。 | 真鍮 + 塗装 しっとりとした塗装で、手に吸い付くような高級感。 | ステンレススチール 金属的な硬さと、堅牢さを感じる仕上げ。 |
8. デザイン | 流線型・フューチャー デスク上で浮遊する姿は唯一無二。 | 先細り・ミニマル シンプルだが、重心バランスが計算し尽くされている。 | 矢羽クリップ・アイコニック 70年変わらない、誰が見てもパーカーと分かる形。 |
9. ガジェット的魅力 | 「視覚的インパクト」 磁力で浮き、回転するギミックは所有欲を満たす。 | 「触覚的快感」 繰り出す時の抵抗感(ダンパー感)が非常に気持ち良い。 | 「聴覚的アイコン」 映画のワンシーンのようなノック音の心地よさ。 |
10. 弱点 | インク容量・速写性 D1芯はすぐ無くなる。サッとメモするのには不向き。 | 重量 30gは長時間筆記には重すぎる場合がある。 | ガタつき 個体差により、ペン先の微細なブレを感じることがある。 |
ボールペンNovium Hoverpen Interstellarとは?
「Novium Hoverpen Interstellar」は、台湾の設計スタジオNoviumが開発した、磁力を利用して自立するボールペンです。
最大の特徴は、台座の磁場により地球の自転軸と同じ「23.5度」の傾きを保ったまま浮遊するという設計。宇宙船をイメージした流線型のボディには、航空宇宙グレードのアルミニウムが使用されており、非常に精巧な作りとなっています。
基本スペック
素材: 航空宇宙グレードアルミニウム / チタン(モデルによる)
リフィル(替芯): Schmidt社製 D1規格(汎用性が高い規格)
機能: マグネットによる浮遊、スピニング機能
同梱物: ペン本体、専用台座(マグネット内蔵)、リフィル取り替え用ツールなど
検証してわかったよい点・気になる点
ここからは、実際に使用して感じたメリット・デメリットを詳しく解説します。
1. デザイン・質感:文句なしの高級感と未来感
箱を開けた瞬間から、その質の高さに驚かされます。アルミニウムのボディはひんやりとした冷たさがあり、マットな塗装は指紋がつきにくく上品です。 台座にセットした時の「カチッ」と磁力が噛み合う感覚と、そこから手を離した瞬間にペンが空中に留まる様子は、何度やっても魔法のようです。デスクにあるだけで、空間全体が洗練された雰囲気に変わります。
2. 操作性(スピニング):中毒性の高い回転ギミック
このペンの真骨頂は「回転」にあります。浮遊しているペンを指で軽く弾くと、摩擦がほとんどないため、驚くほど長く、静かに回り続けます。 仕事に行き詰まった時や、オンライン会議中の手持ち無沙汰な時にこれを眺めていると、不思議とリラックスできました。「大人のための高級ハンドスピナー」としての側面も強いと感じます。
3. 書き心地:重厚だが、長文筆記には不向き
実際に文字を書いてみました。リフィルにはドイツのSchmidt社製のものが採用されており、インクの出や滑らかさは非常に良好です。 ただ、ペン自体にかなりの重量があるため、ペン先を走らせるのに少し慣れが必要です。
良い点: 重みがあるため、力を入れずに紙にペン先を置くだけでサラサラと書ける。契約書のサインなどは非常に書きやすい。
気になる点: 重心バランスが特殊なため、持ち方によっては疲れやすい。日記や勉強など、長時間文字を書き続ける用途には正直向いていません。
4. メンテナンス性:替芯の入手性は安心
海外製の特殊なペンですが、替芯(リフィル)は「D1規格」という一般的な金属芯のサイズを採用しています。 万が一インクが切れても、日本の文具店で容易に入手できる国産メーカー(三菱鉛筆のジェットストリームプライム用替芯など)のD1規格品と互換性がある場合が多く、ランニングコストやメンテナンスの面では安心感があります。 ※念のため、交換時はサイズの適合を確認することをおすすめします。

まとめ
Novium Hoverpen Interstellarは、単なる筆記具の枠を超えた「デスク上のオブジェ」としての完成度が非常に高い製品です。
価格は決して安くはありませんし、書きやすさだけで言えば数百円のボールペンの方が優れている場面もあるでしょう。しかし、このペンが提供してくれるのは「重力から解放されたような視覚的驚き」と「所有する喜び」という体験そのものです。
クリエイティブな仕事をしている方のデスクや、洗練された書斎のアクセントとして、これ以上ない選択肢と言えます。毎日のデスクワークに少しの遊び心とインスピレーションを加えたい方は、ぜひ手に取ってみてください。




