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スチールケース ジェスチャー(Gesture)の本音レビュー!20万円の価値はある?おすすめの選び方も辛口解説

  • 執筆者の写真: まるこ
    まるこ
  • 1月6日
  • 読了時間: 8分

更新日:2 日前


ジェスチャー

世の中には「座るだけで生産性が上がる」と謳う高級オフィスチェアが溢れていますが、正直に言わせてください。座るだけで仕事ができるようになるなら苦労はしません。

今回取り上げるのは、米国スチールケース社のフラッグシップモデル「ジェスチャー(Gesture)」。新品で買えば20万円オーバーという、正気の沙汰とは思えない価格設定の椅子です。

ネット上のレビューを見れば「雲の上の座り心地」「腰痛が消えた」といった絶賛の嵐。ですが、私のブログを読んでいる皆さんは、そんな美辞麗句よりも「高い金を払って失敗しないか」が知りたいはずです。

結論から言うと、この椅子は「最強」ですが「万能」ではありません。人によっては「座面が硬すぎて拷問」と感じるリスクすらあります。この記事では、ジェスチャーの良い点も悪い点も、忖度なしで解剖していきます。


ジェスチャー(Gesture)とは?普通のオフィスチェアとの違いをわかりやすく解説

ジェスチャー

まずは基本の整理です。ジェスチャーは、世界的な家具メーカーSteelcase(スチールケース)が「現代のデジタルデバイス使い」のために開発した椅子です。

アーロンチェア(ハーマンミラー)が「正しい姿勢で固定して働く」ことを得意とするなら、ジェスチャーは「崩した姿勢でもサポートし続ける」ことを得意とします。

ここが普通の椅子との決定的な違いです。 普通の椅子は、背筋を伸ばしてキーボードを叩く姿勢を前提に作られています。しかし、現実はどうでしょうか?スマホをいじるときは背中を丸めるし、タブレットを見るときは斜めに座るし、疲れたら深くリクライニングしますよね。

ジェスチャーは、そういった「現代人の行儀の悪い座り方」を許容し、追従する機能が詰め込まれています。コンセプトは最高です。ただ、そのコンセプトを実現するために、いくつかの犠牲を払っているのも事実です。


目次


ジェスチャーはどんなシーンに向いている?相性の良い場面

ジェスチャー

この椅子が真価を発揮するのは、「マルチデバイス環境」です。

PCのキーボードを打つ、タブレットで資料を読む、スマホで連絡を返す。これらを頻繁に行き来するようなワークスタイルには、驚くほどフィットします。特に、後述するアームレストの自由度が異常に高いため、スマホを目の高さに持ってきても肘を支えてくれるのは、この椅子ならではの強みです。

逆に、「リラックスして映画を見る」「仮眠を取る」というシーンには向きません。あくまで「ワークチェア」であり、ソファのような包容力はないからです。書斎でバリバリ仕事をするシーンには最高ですが、リビングでくつろぐための椅子として買うと、確実に後悔します。


ジェスチャーのメリット

ジェスチャー

まず褒めるべき点は褒めます。この椅子の最大のメリットは「世界一のアームレスト」です。これに尽きます。

「360アーム」と呼ばれる可動式のアームレストは、前後左右、上下、角度まで、人間の腕のように自由に動きます。キーボードを打つときは内側に寄せ、リラックスするときは外に開き、スマホを見るときは持ち上げて肘を置く。他の高級チェア、例えばアーロンチェアやコンテッサセコンダでも、ここまでの自由度はありません。

もう一つは「背もたれの追従性(3Dライブバック)」です。背もたれが背骨の形に合わせて変形するため、どんな変な座り方をしても背中全体を面で支えてくれます。「背中の吸い付き」に関しては、競合他社と比較しても頭一つ抜けています。


ジェスチャーのデメリット

ここからが本題です。

20万円払う前に知っておくべき弱点を列挙します。

まず、「座面が硬い」です。 スチールケースの椅子全般に言えることですが、座面のウレタンが薄く、高反発です。「底づき感はない」とよく言われますが、ふかふかの座り心地を求めている人からすれば、板の上に座っているのと大差ありません。お尻の肉が薄い人は、長時間座ると痛みを感じる可能性があります。

次に、「ランバーサポートの主張が弱い」点です。 兄弟機の「リープチェア」は腰のサポート力を強烈に調整できますが、ジェスチャーは背中全体で支える設計のため、腰をグイッと押してくれる感覚は希薄です。重度の腰痛持ちで、強い圧迫感を求めている人には物足りないでしょう。

そして、「ヘッドレストの作りが微妙」です。 ヘッドレスト付きモデルもありますが、可動域は広いものの、固定力が甘かったり、位置がしっくりこなかったりという意見が多いです。後付けもできない構造なので、ヘッドレストあり・なしの選択は博打に近い要素があります。

さらに言えば、重量が約25kg以上あります。引越しや模様替えの際は地獄を見ますし、床の傷対策は必須です。


ジェスチャーはこんな人におすすめ

ジェスチャー

ズバッと言います。

この椅子を買って幸せになれるのは以下のような人です。

・PC、スマホ、タブレットを頻繁に使い分けるガジェット好き

・座っている間、頻繁に姿勢を変える「落ち着きのない」人

・アームレストの位置に並々ならぬこだわりがある人

・お尻の肉付きが標準以上の人


逆に、以下のような人はやめておいた方がいいです。

・一日中、同じ姿勢で微動だにせずタイピングする人(アーロンチェアの方がいい)

・ふかふかの座り心地で癒されたい人(ゲーミングチェアやソファの方がいい)

・お尻が極端に痩せている人(座面の硬さに耐えられない可能性大)

・予算を抑えたい人(中古のリープチェアV2で十分です)


失敗しないジェスチャーの選び方

ジェスチャー

購入を決意した勇者のために、失敗しない選び方を辛口で伝授します。

・ヘッドレストの有無 正直、ジェスチャーのヘッドレストは「あってもなくてもいい」レベルです。むしろ、ヘッドレストがあることで背中のしなりが制限される感覚を持つ人もいます。迷ったら「なし」を選ぶのが無難です。後悔のリスクが減ります。

・ファブリック(張り地)の種類 標準のクロス張りが一般的ですが、カラーバリエーションが豊富です。ただし、淡い色は汚れが目立ちます。一度汚れると、メッシュチェアのように拭き取るのが難しいため、実用性を取るならダークグレーやブラック一択です。おしゃれさで白系を選ぶなら、座面にタオルを敷く覚悟をしてください。

・ランバーサポートオプション オプションでランバーサポートを追加できる場合がありますが、前述の通りジェスチャーの構造上、そこまで劇的な効果は期待できません。財布に余裕があればつければいいですが、必須級ではありません。


高価格モデルは何が違う?安いモデルとの性能差

ジェスチャー

ジェスチャーはスチールケースの最上位モデルですが、なぜ安い椅子(3万〜5万円台)とここまで価格差があるのか。

一番の違いは「保証期間と耐久性」です。 スチールケース製品は基本的に構造体に「12年保証」がつきます。数万円のオフィスチェアは1〜3年保証がザラで、5年も使えばガスシリンダーが抜けたり、メッシュがへたったりします。

ジェスチャーは「10年以上、毎日酷使しても壊れない戦車」のような椅子です。座り心地の差はもちろんですが、「買い替えの手間」と「長期的なコスト」で見れば、実はそこまで高い買い物ではありません。ただし、初期投資の痛みが激しいのは事実ですが。


ジェスチャーを正しく使うコツ・お手入れ方法

ジェスチャー

最後に、この高い椅子を無駄にしないためのコツです。

  • アームレストに体重をかけすぎて立ち上がらない 可動部が多いため、ここが一番の故障ポイントです。立ち上がる際の支えにするなら、座面の端を持ってください。

  • 座面の掃除はこまめに ファブリック座面は、ホコリや皮脂を吸い込みます。安い椅子なら買い替えれば済みますが、20万円の椅子がダニの温床になるのは笑えません。布団用掃除機や粘着ローラーで週に一度は掃除してください。

  • 調整機能を使い倒す 買ったままの状態で座っている人が多すぎます。座面の奥行き、リクライニングの強度、アームレストの位置。これらをミリ単位で自分に合わせないと、ジェスチャーの価値は半減します。面倒くさがらずに調整しましょう。


口コミはこちら

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まとめ

ジェスチャーは、現代的なワークスタイルに特化した「高機能な道具」です。アームレストの完成度と背中のフィット感は、間違いなく現存するオフィスチェアの中でトップクラスです。

しかし、「座面の硬さ」と「価格」という大きな壁があります。「高いから絶対に座り心地が良いはずだ」という幻想を抱いて試座もせずにポチると、痛い目を見るかもしれません。

資金に余裕があり、ガジェットを多用するデスクワーカーなら、人生の相棒になり得ます。そうでないなら、もう少し安価なモデルや、中古市場を検討するのも賢い選択です。ブランド名に惑わされず、自分の尻と相談して決めてください。

私はハーマンミラーよりこちらの方がタイプでした!全然疲れないし、PC使って仕事をするならおすすめです!

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