良いの?悪いの?BluetoothスピーカーBALMUDA The Speaker M01A-BKを正直レビュー!
- まるこ

- 15 時間前
- 読了時間: 6分
トースターやケトルで家電業界に革命を起こしたバルミューダが手掛けた、初のオーディオ機器「BALMUDA The Speaker M01A-BK」。
360度広がるサウンドと、楽曲に合わせて輝くLEDユニットが特徴で、「音楽を目で楽しむ」という新しい体験を提案しています。しかし、ネット上の口コミを見てみると「低音が弱い」「価格の割にモノラル再生で物足りない」「あくまでインテリア」といった気になる声も散見されます。
決して安くはない買い物だけに、音質や使い勝手が本当に価格に見合うのか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回はその実力を確かめるために、実機を使用して徹底検証しました。

【結論】まるで焚き火のような没入感。ボーカル曲と雰囲気を愛する人には唯一無二の相棒
検証の結果、BALMUDA The Speakerは「音質最優先のオーディオ機器」というよりも、「空間の雰囲気を格上げする体験型ギア」として極めて優秀だと感じました。
最大の懸念点だった音質ですが、ボーカルの声やアコースティック楽器の響きは驚くほどクリアで、まるで目の前で歌っているような生々しさがあります。一方で、重低音の迫力やステレオ感は控えめなため、ロックやEDMを大音量で楽しみたい人には不向きです。
しかし、緻密に計算されたLEDの光と、360度に広がる音が合わさることで、自宅が「極上のジャズバー」や「キャンプ場の夜」に変わります。仕事を終えたあとのリラックスタイムや、静かな食事の時間を豊かにしたい人にとっては、ベストバイと言える一台です。
おすすめな人
ジャズ、クラシック、女性ボーカルの楽曲を好む人
インテリアになじむデザイン性を重視する人
寝室やリビングでのリラックスタイムに使いたい人
機械的な操作が苦手で、シンプルな使い勝手を求める人
おすすめできない人
ズンズン響く重低音(EDMやロック)を楽しみたい人
映画鑑賞などで左右の音の広がり(ステレオ感)を求める人
防水・防塵機能を求め、アウトドアでラフに使いたい人
音質や機能にこだわりたい人へのおすすめ商品
もし「もっと迫力のある低音が欲しい」「ステレオ再生で音楽を聴きたい」という点が気になる場合は、以下の商品も検討してみてください。
重低音とタフさを求めるなら:Marshall Emberton II
ギターアンプで有名なマーシャルのスピーカー。サイズはコンパクトですが、ロックな重低音と完全防水仕様で、野外でもパワフルに使えます。
音の広がりと高音質を求めるなら:Bose SoundLink Revolve+ II
360度スピーカーの代表格。バルミューダよりも低音が豊かで、音の広がりや解像度に関しては一枚上手です。
Bluetoothスピーカー3商品の比較
比較項目 | BALMUDAThe Speaker (M01A) | MarshallEmberton II | BoseSoundLink Revolve+ II |
1. 実勢価格 | 約 44,000円 | 約 28,000円〜 | 約 38,500円〜 |
2. サイズ (mm) | 幅105 × 奥105 × 高188 | 幅160 × 奥76 × 高68 | 幅105 × 奥105 × 高184 |
3. 重量 | 約 1.0 kg | 約 0.7 kg | 約 0.9 kg |
4. 音の広がり | 360° 立体音響 (上向き構造) | 360° 全方位 (前後・ステレオ) | 360° 全方位 (下向き+反射板) |
5. 連続再生時間 | 約 7時間 | 最大 30時間超 | 最大 17時間 |
6. 防塵・防水 | 非対応 | IP67 (完全防水・防塵) | IP55 (防滴・防塵) |
7. 充電端子 | USB Type-C (基本はACアダプタ使用) | USB Type-C | Micro-B USB |
8. マイク / 通話 | なし | なし | あり (ハンズフリー通話可) |
9. アプリ連携 | なし | あり (EQ調整など) | あり (ステレオ接続など) |
10. 最大の特徴 | 楽曲とシンクロする LEDイルミネーション | ロックなデザインと 圧倒的なバッテリー持ち | 持ち運びに便利な ハンドルと重低音 |
BluetoothスピーカーBALMUDA The Speaker M01A-BKとは?
BALMUDA The Speaker(バルミューダ ザ・スピーカー)は、2020年に発売されたBluetoothスピーカーです。「素晴らしい体験」を追求するバルミューダらしく、ただ音を出すだけでなく、真空管のようなガラス製のチューブ内に搭載されたLEDユニットが、音楽のエネルギーに合わせて光る独自の構造を持っています。
主なスペックは以下の通りです。
サイズ:幅105mm × 奥行105mm × 高さ188mm
重量:約1.0kg
スピーカー径:77mm(フルレンジ)
接続方式:Bluetooth 5.0 / AUX(3.5mmステレオミニジャック)
連続再生時間:約7時間
充電端子:USB Type-C
上向きに設置された77mmのフルレンジスピーカーが音を全方位に拡散させるため、部屋のどこにいても同じような聴こえ方をするのが特徴です。
検証してわかったよい点・気になる点
ここからは、実際に使用してわかった「音質」「光の演出」「使い勝手」について詳しくレビューしていきます。
1. ボーカルが際立つクリアな音質。ただし低音は控えめ
実際にさまざまなジャンルの音楽を再生してみました。特筆すべきは中高音域のクリアさです。上向きに配置されたスピーカー構造のおかげか、ボーカルの声がスッと通り、アコースティックギターの弦の響きなどが非常に綺麗に聞こえます。
一方で、懸念されていた「低音」については、確かに「ズンズン」とお腹に響くような圧はありません。しかし、決して音が軽いわけではなく、密閉型構造のおかげで輪郭のくっきりした「タイトな低音」が鳴ります。BGMとして流す分には、むしろ聴き疲れしない心地よいバランスだと感じました。
2. 「LiveLight」機能は想像以上の美しさ
このスピーカー最大の特徴であるLEDライトの演出は、期待値を大きく上回りました。 ただ単に音が鳴ると光るようなチープなものではなく、独自のアルゴリズムによって0.004秒の速さで音と光がシンクロします。
以下の3つのモードを使い分けられるのも便利です。
Beat(ビート):曲の抑揚に合わせてダイナミックに明滅。お酒を飲みながら楽しむのに最適。
Ambient(アンビエント):ほどよいゆらぎのある光。BGMとして流すときに。
Candle(キャンドル):音に連動せず、ろうそくのように常にゆらぐ。無音で照明としても使える。
特にキャンドルモードの落ち着きは素晴らしく、寝る前の読書灯代わりにもなりました。
3. 所有欲を満たす質感とシンプルな操作性
本体はマットな質感のブラックで統一されており、有機ガラス製のチューブは透明度が高く高級感があります。 操作ボタンは側面に配置されていますが、特に天面の電源ボタンや音量調節などの操作感は、直感的でわかりやすいです。余計なアプリ連携や複雑な設定が必要なく、Bluetoothに繋ぐだけですぐに使えるシンプルさは、機械が苦手な方にも好評な理由だと感じました。
一方で、持ち運び用のハンドルなどはついていないため、部屋間の移動は少し慎重になります。また、ガラス製なので屋外への持ち出しは推奨できません。
まとめ
BALMUDA The Speaker M01A-BKは、音質スペックだけを追求するガジェットファンよりも、「音楽がある生活空間」を大切にしたい人に最適な一台です。
価格は約3万8000円前後とBluetoothスピーカーとしては高価ですが、これは単なるスピーカー代ではなく「極上のリラックス空間を作るための照明兼オーディオ」への投資と考えると、十分に価値があります。
毎日の晩酌の時間や、休日の朝のコーヒータイムを、少し贅沢なものに変えてみたい。そんな方はぜひ手にとってみてください。大切な人へのギフトとしても間違いなく喜ばれるアイテムです。





