トラックのアドブルー、どれを買っても同じ?会社の車で使っている10L×5箱の話
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🖊 この記事を書いた人:まるこ(編集長) / 本記事は会社のトラック用に実際に買って使っているアドブルーの体験にもとづくレビューです。
50Lで8,820円。1Lあたり約176円。——会社のトラックに欠かせないアドブルー(尿素水)、いまはAmazonでこの10L×5箱セットを買っています。正直に言うと「他のより調子がいい気がする」程度の体感で、数値で測ったわけではありません。それでも私がこれに落ち着いている理由は、使い心地より「どこが作っていて、どの規格に通っているか」がはっきりしているからです。業務で使う側の目線で、選び方と注意点をまとめます。

アドブルー(AdBlue)は尿素32.5%と純水67.5%でできた液体で、軽油とは別の専用タンクに入れます。ディーゼル車の排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を、尿素SCRという装置の中で窒素と水に分解するための薬剤です。燃料のように燃やすものではなく、「排気を処理するための消耗品」と考えると分かりやすいです(仕組みの説明はAmazonの商品ページにもあります)。
だから入れたからといって馬力が上がるものではありません。私の「調子がいい気がする」も、あくまで体感です。ここは盛らずに書いておきます。
昔のトラックには無かったのに、なぜ今は全部ついているのか
私が乗り始めたころのトラックにはアドブルーのタンクなんてありませんでした。いまは会社のトラックは全部ついています。背景は排気ガス規制の強化です。環境省の資料によると、尿素SCRシステムは平成17年(2005年)規制に適合したディーゼル重量車から採用が始まり、その後の規制強化(平成21年=ポスト新長期規制)に対応した車で広く使われるようになりました。
つまり新しい規制に対応したディーゼルトラックは、アドブルーが無いと成り立たないということ。多くの車種では、残量が減ると警告が出て、さらに減ると出力が制限され、空のままだと再始動できなくなる仕様になっています(段階は車種や年式で違うので、取扱説明書で確認してください)。「切れたら走れない」消耗品なので、うちでは常に予備を置いています。
私がこの10L×5箱に落ち着いている理由
アドブルーは規格品なので、規格に通っていればどれも役割は同じです。それでも銘柄を固定しているのは、次の点が商品ページで確認できるからです。
| 内容量 | 10L × 5箱(計50L)・各箱にノズル付属 |
|---|---|
| 成分 | 尿素32.5%・純水67.5%(Amazon商品ページの記載) |
| 規格 | ISO 22241・JIS K 2247-1適合、ドイツ自動車工業会(VDA)認証(同上) |
| 製造 | 株式会社相原産業(日本製)・ブランド Schatz |
| 1箱の大きさ・重さ | 約24.5cm角・約11.4kg |
| 価格(執筆時点) | 8,820円=1Lあたり約176円 |
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日本製で製造元が書いてある(株式会社相原産業)。業務で使うものは「誰が作ったか分からない」より、問い合わせ先がはっきりしている方が安心です。
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VDA認証・ISO 22241・JIS K 2247-1と、規格の名前が具体的に書いてある。尿素水は不純物が混ざるとSCRの装置を傷める可能性があるので、ここが一番見るところです。商品ページでは3段階の純水ろ過と0.5μのフィルターで異物を除いている、と説明されています。
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箱ごとにノズルが付いている。トラックの給水口に直接注げるので、現場で漏斗を探さなくていい。
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10Lの箱(バッグインボックス)は会社に積んでおきやすい。20Lの袋は重くて注ぎにくいので、11kg台の10Lの方が扱いやすいです。
「他と比べて安心感がある」というのは、要するにこの“出どころと規格が全部書いてある”ということです。体感の「調子がいい気がする」は、そのおまけだと思っています。
1Lあたりいくら? 5箱まとめ買いの損得
執筆時点の価格は10L×5箱で8,820円、1Lあたり約176円でした。ガソリンスタンドやカー用品店で少量を買うより単価は下がりますが、まとめ買いの前提は「期限内に使い切れること」です。次の項で書くように期限がある消耗品なので、会社で複数台に使うなら5箱、自家用の1台だけなら1〜2箱の方が無駄が出ません。
なお楽天にも同じ商品がありましたが、執筆時点ではAmazonより高く、レビュー件数も少なかったので、この記事ではAmazonのリンクだけ載せています。
買う前に知っておくこと(正直な注意点)
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使用期限がある。アドブルーは温度が高いほど劣化が早く、メーカー資料では適切に保管して製造から18か月程度、30℃を超えると劣化が早まる、とされています。資料によって12か月とするものもあるので、製造日から1年を目安に、直射日光の当たらない涼しい場所で保管するのが無難です。
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冬は凍る(約-11℃で固まります)。車のタンクにはヒーターが入っているので走行には支障が出にくいですが、保管中の箱は屋外に放置しない方がいいです。
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目や皮膚に触れないように。商品ページにも炎症の恐れが明記されています。注ぐときは手袋をして、こぼしたら水で流します。飲み物ではありません。
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軽油タンクに絶対入れない・軽油の容器で扱わない。逆に、アドブルーのタンクに水や軽油を入れるのもNGです。入れ間違いは高額修理につながります。
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開封は刃物を使わない。箱の中の袋を傷つけると漏れます(商品ページの注意書きどおり)。
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Amazonの評価は執筆時点で4.6(1,107件)と高めですが、私はレビューの中身を全部読んだわけではありません。この記事の根拠は「うちの会社で使っていて不満がない」ことと「規格・製造元が明記されていること」の2点です。
まとめ:規格が書いてあるものを、使い切れる量だけ
- ✔ 日本製(相原産業)・VDA認証・ISO 22241 と出どころが明記されている
- ✔ 10L×5箱で8,820円=1Lあたり約176円。箱ごとにノズル付き
- ✔ 11kg台の10L箱は会社の保管・車載に向く
- ✖ 期限がある(目安1年・涼しい場所)。使い切れない台数なら5箱はやめる
- ✖ 「調子がいい」は体感。馬力や燃費が上がる薬ではない
【10L×5個セット】アドブルー AdBlue 高品位尿素水(ノズル付属・日本製)
この記事を書いた人
まるこ(PC・ガジェット担当/編集長)
デスク環境のガジェットから会社や家で使う消耗品まで、実際に買って使っているものだけをレビューします。