【バイオプログラミング】レプロナイザー 107D Plusの実力は?本音で辛口レビューしつつ選び方も紹介!
- 16 時間前
- 読了時間: 10分

ドライヤーに17万円。 最初にこの価格を見たとき、私は「桁を間違えているのではないか」と自分の目を疑いました。
美容室で「魔法のドライヤー」ともてはやされ、信者とも呼べるファンを抱えるバイオプログラミングシリーズの最新作、「レプロナイザー 107D Plus」。
ネット上の口コミを見れば「髪が生まれ変わった」「もう他には戻れない」という絶賛の嵐。しかし、天邪鬼な私はこう思うわけです。「高額な商品を買った自分を正当化したいだけではないか?」と。
正直なところ、ドライヤーにここまでの投資をする価値があるのか、疑問に思っている人も多いはずです。良いことばかり書かれている提灯記事にはうんざりしているでしょう。
今回は、この常識外れの価格設定がされたドライヤーについて、忖度なしで切り込みます。確かに凄い部分はありますが、手放しで全員におすすめできる代物ではありません。その理由を淡々と解説していきます。
レプロナイザー 107D Plusとは?普通のドライヤーとの違いをわかりやすく解説

まず、このドライヤーを語る上で避けて通れないのが「バイオプログラミング」という独自の技術です。
メーカーの説明を読んでも「量子レベル」「場の密度」といった物理学用語が並び、正直なところ、一般人には(あるいは専門家でも)何を言っているのかさっぱりわかりません。普通のドライヤーが「熱と風で乾かす機械」だとすれば、レプロナイザーは「髪の細胞を活性化させる美容機器」を自称しています。
普通の高級ドライヤー(3〜4万円台)との決定的な違いは以下の3点です。
価格が桁違い(税込167,200円という狂気)
乾かすほどに髪が潤うという「矛盾」した機能
ドライヤーとは思えない重さと大きさ
初心者が誤解しやすいのは、「風量がものすごいから高い」わけではないという点です。風量はダイソンなどの方が強い場合もあります。この価格はあくまで「謎の技術代」と「ブランド料」だと認識してください。
目次
レプロナイザー 107D Plusはどんなシーンに向いている?相性の良い場面
このドライヤーが輝くシーンと、全く役に立たない(むしろストレスになる)シーンははっきりしています。
向いているのは、風呂上がりに時間をかけて自分を労る「ホームエステ」のような時間です。顔に冷風を当ててリフトアップ効果を狙ったり、毛先まで丁寧に風を当ててツヤを出したりする工程を楽しめるなら、最高の相棒になるでしょう。
逆に向かないのは「時間のない朝」や「家族との共用」です。 朝の忙しい時間に、この重たい鈍器のようなドライヤーを振り回すのは筋トレに近いです。また、ドライヤーにこだわりがない家族(特に夫や息子)が雑に扱って、コードを引っ張ったり落としたりした日には、家庭内不和の原因になります。
レプロナイザー 107D Plusのメリット

悔しいですが、認めざるを得ないメリットは確実に存在します。
最大にして唯一無二のメリットは「仕上がりの異次元さ」です。 理屈は不明ですが、確かに乾かした後の髪は、サロン帰りのように水分を含んでぷるんとしています。オイルやトリートメントで誤魔化したツヤではなく、髪そのものが健康的になったような手触り。これに関しては、パナソニックのナノケアやダイソンでも到達できない領域があると感じます。
また、風量は十分に強く、乾くスピードも速いです。「美容機器」としての側面が強調されがちですが、ドライヤーとしての基礎体力も高いです。
そして、デザインの高級感。所有欲を満たすという点においては、他の家電とは一線を画しています。
レプロナイザー 107D Plusのデメリット
さて、ここからが本題です。17万円払って我慢しなければならない点が多すぎます。
まず、「重い」です。 本体だけで約758g(ノズル除く)。一般的なドライヤーが500g前後であることを考えると、ロングヘアを乾かす10分〜15分の間、ずっとダンベルを持っているようなものです。女性にはかなり厳しい重さと言えます。
次に、「操作性が悪い」です。 ボタンの配置が独特で、温風と冷風の切り替えや風量調節が直感的ではありません。慣れるまでは手元を見ないと操作できないでしょう。
そして、「折りたためない」こと。 美容室仕様なので当然ですが、収納場所を選びます。洗面台に出しっぱなしにできるスペースがある豪邸なら問題ありませんが、一般的な日本の住宅事情では邪魔でしかありません。
最後に、故障時のリスクです。 これだけ高価なのに、保証期間が過ぎてから壊れた時の修理費や精神的ダメージは計り知れません。耐久性が特別高いという話も聞きますが、落下させれば一発アウトです。
レプロナイザー 107D Plusはこんな人におすすめ
このドライヤーをおすすめできるのは、かなり限定された層です。
おすすめできる人
髪のパサつきやダメージに長年悩み、どのドライヤーを使っても満足できなかった人
「17万円」を「美容院でのトリートメント代数年分」と割り切って投資できる人
重さよりも仕上がりを最優先できる、腕力に自信がある人
おすすめできない人
コストパフォーマンスを重視する合理的な人
面倒くさがりで、ただ髪が乾けばいいと思っている人
手首が弱い人、または収納スペースがない人
正直に言えば、こだわりがそこまで強くない人がなんとなく買うと、重さと取り回しの悪さに嫌気が差して、数ヶ月でメルカリに出す羽目になります。
失敗しない高級ドライヤーの選び方
レプロナイザーに限らず、高級ドライヤーを選ぶ際にチェックすべきポイントを辛口で解説します。
スペック(風量・温度)
風量2.0㎥/分以上あれば大風量と言われますが、数字遊びに騙されてはいけません。風の「質」と温度コントロールの方が重要です。熱くなりすぎないか必ず確認してください。
耐久性と保証
数万円〜十数万円するものを買うなら、延長保証は必須です。毎日使うモーター製品が10年も持つとは思わないでください。メーカーのサポート体制が杜撰なところは避けるべきです。
重量バランス
単に「g(グラム)」の軽さだけでなく、持った時の重心が重要です。ヘッドが重いと数字以上に重く感じます。実店舗で一度持ってみないと後悔します。
高価格モデルは何が違う?安いモデルとの性能差

バイオプログラミングシリーズには、7D、27D、そして今回の107Dとランクがあります。数字が上がるほど価格も跳ね上がりますが、性能差はどうなのか。
結論から言うと「あえて安いモデルでも十分」なケースが大半です。
4Dや7Dから27Dへの進化は確かに感じられましたが、27Dから107Dへの変化を、ブラインドテストで明確に当てられる人はどれくらいいるでしょうか。 もちろん、ブリーチを繰り返したハイダメージ毛なら違いが出るかもしれません。しかし、健康な髪や軽いダメージ程度の人が107Dを使っても、価格差ほどの感動は得にくいのが現実です。
最新iPhoneが欲しいのと同じで、「最新・最高位機種を使っている」という自己満足にお金を払えるかどうかの世界になってきています。
比較項目 | スタンダード・ミドル級(4D Plus / 7D Plus) | ハイクラス級(27D Plus) | フラッグシップ級(107D Plus) |
1. 実勢価格帯 | 5万円台 〜 8万円台 (高級ドライヤーの一般的上限) | 10万円超え (家電の域を超え始める) | 17万円前後〜 (最新iPhone Pro並み) |
2. 仕上がり(健康毛) | 十分すぎる潤い 一般的な高級機より明確に良い。 | さらにしっとり 7Dからの進化は多くの人が実感可能。 | 27Dとの差は微差 健康な髪では「これ以上」を感じにくい。 |
3. 仕上がり(ハイダメージ毛) | まとまり改善 パサつきがかなり収まる。 | 復活の手応え ブリーチ毛でも明確に差が出る。 | 真価を発揮 ボロボロの髪で初めて微差を感知できる可能性あり。 |
4. 感動の伸び幅 | 最大(0→1の感動) 普通のドライヤーとは別物だと驚く。 | 中(進化の感動) 「やっぱり数字が高いと良い」と納得する。 | 小(飽和状態) 「言われてみれば…?」というレベル。 |
5. ブラインドテスト (目隠しでの判別) | 他社製品とは明確に区別可能。 | 7Dと27Dの違いは、半数以上が当てられる。 | 27Dと107Dの違いは、プロでも迷うレベル。 |
6. 費用対効果(コスパ) | 最も高い 性能と価格のバランスが良い。 | 許容範囲ギリギリ 美容投資として割り切れるライン。 | 非常に低い コスパを求める人が買うモデルではない。 |
7. 自己満足度・所有欲 (iPhone的視点) | 実用性重視 「良い道具を使っている」満足感。 | ステータス性 「一番良いやつの一つ前」という安心感。 | 頂点の快感 「最新・最高位を使っている」という精神的優越感。 |
8. デザイン・色 | 黒・緑など シックで落ち着いたデザイン。 | 紫ベース 高級感と個性が強まる。 | ゴールド・特別色 一目で「別格(値段が)」と分かる仕様。 |
9. 買い替え推奨度 | 入門機として最適。 古いモデルからの乗り換え推奨。 | 4D/7Dからのアップグレードならアリ。 | 27Dを持っているなら不要。 コレクター向け。 |
10. ターゲット層 | 一般〜こだわり派 髪を綺麗にしたい全ての人。 | 美容マニア・プロ 髪質改善に本気でお金をかける人。 | 富裕層・ガジェット好き 「最高のもの」以外に興味がない人。 |
賢い選択(Smart Choice): 7D Plus または 27D Plus
日常的な使用において、髪を美しく保つ機能はこれらで完結しています。27Dあれば、美容師レベルでも不満が出ることはほぼありません。
ロマンの選択(Luxury Choice): 107D Plus
これは「髪を乾かす道具」というより、「バイオプログラミングというブランドの最高到達点」にお金を払う行為です。「最新のiPhone Pro Maxを買う心理」と同じく、所有すること自体に価値を見出せる場合のみ、購入をおすすめします。
レプロナイザー 107D Plusを正しく使うコツ・お手入れ方法
17万円をドブに捨てないための使い方のコツです。
絶対にやってはいけないのが「コードを本体にぐるぐる巻きにする」こと。 断線の元です。修理代で泣きたくなければ、ゆったりと束ねてください。
また、フィルター掃除はこまめにやりましょう。 吸気口にホコリがたまると、風量が落ちるだけでなく、内部温度が上昇して故障の原因になります。高級車を買ってもオイル交換しなければ壊れるのと同じです。
使い方のコツとしては、温風で8割乾かした後、冷風をしっかり当てること。レプロナイザーはこの「冷風」にこそ真価があります。顔周りに冷風を当てる時間をケチらないことが、このドライヤーの元を取る唯一の方法です。
レプロナイザー 107D Plus

レプロナイザー 27D Plus
レプロナイザー 7D Plus
レプロナイザー 4D Plus
レプロナイザー 3D Plus
まとめ
今回は「レプロナイザー 107D Plus」について、かなり厳しめにレビューしました。
良い点: ・他機種を圧倒する、圧倒的な仕上がりの良さ ・乾かすだけで髪質改善レベルの潤い
悪い点: ・常軌を逸した価格設定 ・修行のような重さと大きさ ・操作性と収納性の悪さ
結論として、「髪が人生の優先順位トップ3に入る人」以外にはおすすめしません。 普通の人は、これの半額以下で買えるパナソニックやReFaの最新モデルで十分に幸せになれます。それでもなお、最高峰の景色を見てみたいという勇者だけが、購入ボタンを押してください。
こちらの記事の比較表もご覧ください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。






